6月最終日。「夏越しの祓い」という行事をご存知ですか。京都では 厄払いで食べる水無月という和菓子があるようで、和菓子を作るようになってから 関東人の私も 毎年この時期 オリジナルの水無月を作るようになりました。
本来は ういろう生地に小豆の甘煮を載せて蒸したものを 三角の形状に切ったもの。三角は 氷 小豆は邪気を祓うものとして 生まれたお菓子です。
今年は ひんやり 寒天でまとめた3層構造の水無月。こんな水無月あり?と思われるかもしれませんが 冷蔵庫でしっかり冷やして 喉越しつるり。実にさっぱり。新たな食感を楽しみました。
一番下は 小豆漉し餡で作った水ようかん。2層めの白は 牛乳かん。かたまりかけた半止まりの状態で 甘納豆を載せて 3層目の錦玉液を流しいれたもの。
コロナ禍の中 暑さに向かってのマスク生活 なかなか大変ですが せめて水無月食べて健康祈願。 今年後半も健康を害することなく 元気に乗り越えていきたいものです。